高野友吾さんは、『テプン商事』のマーク・チェ役や『復讐代行人3~模範タクシー~』のイクヤ役で韓国ドラマに出演している日本人俳優です。商取引に関わる人物と、犯罪組織の幹部に仕える人物という異なる立場から、主人公たちの前に現れます。
『テプン商事』で名前が気になった方に向け、2作品の役柄と、次の作品を選ぶポイントを紹介します。ドラマの中で誰と関わり、どのような立場を担うのかに目を向けると、出演場面を捉えやすくなります。
出演ドラマと役柄
『テプン商事』
2025年の『テプン商事』は、1997年の韓国の経済危機を背景に、貿易会社を守ろうとする若い社長と社員たちを描く物語です。家族の暮らし、会社の信用、取引先との関係が重なり、働くことの責任が問われます。
高野友吾さんが演じるマーク・チェは、海外企業に関わるビジネスパーソンです。主人公の会社に外から商取引を通じて関与し、終盤の展開に関わっていきます。
この役を追うときは、マークの発言だけでなく、取引の相手が何を求めているかを合わせて見ると関係を整理できます。相手の利益と自社の利益が一致するのかという、仕事のドラマならではの緊張を知る入口になります。
主人公と仲間たちの成長を軸に、商売を通じた人間関係を楽しみたい方に向いています。マークの登場を待つだけでなく、それまでに会社が築いてきた信用や抱えてきた問題を押さえると、彼の立場も理解しやすくなります。
タクシー会社の復讐劇
『復讐代行人3~模範タクシー~』は、被害者に代わって復讐を引き受けるタクシー会社の仲間たちを描くシリーズの第3作です。主人公たちが依頼の背景を調べ、相手の組織に接近していく過程に、犯罪サスペンスとアクションの面白さがあります。
高野友吾さんの役はイクヤで、松田慶太の右腕に当たる人物です。企業をめぐる交渉に関わるマークに対し、こちらは犯罪組織の人間関係の中に置かれた役柄です。同じ俳優でも、組織の性質が変わることで、ほかの人物との距離や物語上の役割が変わります。
この作品では、イクヤ個人の背景を想像して補うよりも、誰の指示を受け、どの側の人物として登場するのかを押さえることが大切です。主人公側の作戦と相手側の対応を見比べたい方に合う出演作です。
役柄を比べる楽しみ
2作品の共通点は、主人公の身近な家族や友人とは異なる場所から、物語に関わる人物を演じていることです。ただし、マークは商取引、イクヤは犯罪組織という別の背景を持つため、単に同じ種類の役としてまとめることはできません。
比較するなら、個人としての性格を早い段階で決めつけず、その人物が属する組織と目的を見る方法が分かりやすいでしょう。立場を整理してから出演場面を追うと、短い登場でも物語のどこに関わっているのかが見えてきます。
次に見る作品の選び方
家族や働く仲間の関係をじっくり見たい方には『テプン商事』が入口になります。時代の変化に翻弄される人々の物語の中で、外部の取引相手が持つ意味を追える作品です。
犯罪組織との対決や潜入作戦を楽しみたい方には『復讐代行人3~模範タクシー~』が合います。シリーズ作品であることを踏まえ、まず主人公側の仲間の役割を整理すると、相手側に立つイクヤとの対立も捉えやすくなります。
高野友吾さんを知るには、まずこの2作品で役柄の違いを確かめるのがよいでしょう。出演場面の長さだけでなく、物語の中でどのような関係を担っているかが、見比べる手掛かりになります。
