『イ・サンジン』の出演ドラマを紹介!『新兵』『少年時代』で知る役柄

イ・サンジンさんは、学園の友人、軍隊の小隊長、商社の社員と、集団の中で個性が見えてくる人物を演じてきた俳優です。ドラマデビュー作の『女神降臨』から、『新兵』シリーズや『少年時代』、2025年の『テプン商事』へと出演の場を広げています。

役柄を比べると、友人として隣にいる人物と、部下を率いる立場の人物では、周囲との関わり方が大きく違います。主要な出演作と本人のインタビューを手掛かりに、その違いと作品の選び方を紹介します。

目次

代表作と役柄

『新兵』の小隊長

『新兵』は、軍隊での日常と人間関係を描くシリーズです。新しく入ってきた兵士が独特の集団生活を経験する中で、さまざまな立場の隊員が登場します。イ・サンジンさんは、オ・ソクジン小隊長を演じています。

ソクジンには、小隊を率いる立場でありながら、どこか不器用なところがあります。続編の人物紹介では、頼りなさを見せつつも、兵士たちを思う温かな心を持つ人物とされています。肩書きと実際の振る舞いが必ずしも一致しない設定が、役を理解する入り口です。

軍隊の階級に基づく関係を扱う作品では、命令する側と従う側で同じ出来事の意味が変わります。ソクジンの登場場面を見るときも、上官であることに加え、部下のいる一人の人間として何を求められているかを考えると、立場をつかみやすくなります。

2023年の『新兵2』、2025年の『新兵3』でも同じ役を担当しています。続けて見ることで、人物の基本的な性格を知ったうえで、新しい隊員や状況との組み合わせを楽しめます。組織内の力関係を背景にしたコメディが好きな方に向いたシリーズです。

『少年時代』の友人

2023年の『少年時代』は、1989年の忠清南道を舞台にした青春ドラマです。いじめられないことを願って生きてきたチャン・ビョンテが、転校先で強い少年と勘違いされるところから物語が動きます。

イ・サンジンさんは、扶余農業高校の生徒チョ・ホソク役で出演しています。本人はインタビューで、力が弱く気の利かないところがありながら、義理や愛情は誰にも負けない人物という趣旨で役を説明しました。学校の強者としてではなく、弱い立場にいる友人として物語に関わります。

この設定で注目したいのは、強さをめぐる誤解から始まる主人公の物語に、ホソクのような友人がいることです。人を殴る力だけでは測れない関係を考える手掛かりになります。誰が上に立つのかだけでなく、誰が誰と一緒にいるのかを追ってみてください。

青春群像劇の友情や、周囲から付けられた評判と本人の違いに関心がある方に合う作品です。コメディの要素がありながら、学校内の暴力やいじめも物語に関わるため、穏やかな学園恋愛とは異なる題材を持っています。

『女神降臨』の同級生

2020年に放送が始まった『女神降臨』では、セボム高校の生徒アン・ヒョンギュを演じています。外見に悩みを持つジュギョンと、心に傷を抱えるスホを中心に、秘密や恋愛を通じた成長を描く学園ロマンティックコメディです。

ヒョンギュは、ジュギョンやスホと同じクラスの生徒で、恋人ができることを夢見ています。中心となる恋愛関係だけでなく、その周囲にいる同級生の一人として登場します。教室という場所が、主人公たち以外の生徒のいる集団でもあることを思い出させる役柄です。

『少年時代』と同じ学生役でも、学校を取り巻く時代や物語の焦点が異なります。こちらは外見への意識や恋愛、秘密の共有が入り口です。友人たちを含めた学園のにぎわいを楽しみたい方には、出演歴をたどる最初の一作として選びやすいでしょう。

ドラマでの出発点

『女神降臨』がドラマデビュー作であることは、イ・サンジンさん自身が韓国放送実演者権利協会のインタビューで語っています。オーディションに合格し、初めてドラマの撮影現場に入ったときの喜びを振り返っていました。

その後、『新兵』シリーズでは大人の職務を持つ役に移り、『少年時代』では再び学生を演じています。実際の年齢順に役が変わるというより、作品ごとの世界に合わせて立場が切り替わる出演歴です。

『女神降臨』と『少年時代』を比較するなら、どちらが明るい人物かという印象だけで分けず、主人公と同じ教室にいることがどのような意味を持つかを考えてみるとよいでしょう。恋愛を取り巻く同級生と、学校内で弱い立場を共有する友人とでは、関係の土台に違いがあります。

人物への向き合い方

同じインタビューで、イ・サンジンさんは役を考える際に、その人物の「愛らしさ」を大切にしていると説明しています。また、撮影スタッフとのコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことも、安心して演じるために重要だと話しています。

この言葉は、どの役も善人として演じるという意味に置き換えるべきではないでしょう。小隊長には不器用さがあり、ホソクには弱さや気の利かなさがあります。人物の欠点を消すのではなく、それも含めてどのような人なのかを知る視点として受け取れます。

ソクジンは命令する側におり、ホソクは学校で力の弱い側にいます。両者を比べると、集団の中での上下関係だけでは一人の人物を説明できないことが分かります。上官にも頼りない部分があり、弱い生徒にも他者へ向かう思いがあります。

役柄を知るうえでは、こうした設定を入り口にするのが具体的です。単に面白い人物として覚えるより、その人の立場と不得意なことを押さえると、同じ俳優が演じる異なる役を見分ける楽しさが増します。

商社で働く人物へ

2025年の『テプン商事』では、物流部のペ・ソンジュン役を担当しています。役職は韓国の会社でいう「代理」です。物語は1997年の金融危機を背景に、若い社長と社員たちが会社を守ろうとする姿を描きます。

学校や軍隊から商社へと場所が変わることで、人物の関係を決める条件も変わります。物流という担当を知っておけば、営業や総務など、ほかの社員との仕事上の違いを意識して見られます。会社を一つの目標だけで捉えるのではなく、それぞれの持ち場に分けて見る方法です。

『新兵』の小隊長も会社員のソンジュンも組織に所属していますが、軍の階級と会社の役職を同じものとして見る必要はありません。『テプン商事』では雇用や取引、経済状況が物語の条件です。人物を取り巻く環境の違いを楽しみたい方に向いています。

最初に見るなら

気になるのが学園の恋愛なら『女神降臨』、友情や学校内の力関係なら『少年時代』を選ぶと、物語の焦点と好みを合わせやすくなります。二作品を続ける場合は、同級生という共通点があっても、時代設定と主人公が抱える課題が違うことを意識してみてください。

組織の決まりと個人の性格が生む笑いに興味がある方には、『新兵』シリーズが候補になります。職場と生活が大きな時代の変化に結びつく群像劇を見たいときは、『テプン商事』へ進むとよいでしょう。

イ・サンジンさんの出演作をたどると、同じ集団の中にも、友人、上官、同僚という違う関わり方があることに気づきます。気になる役の立場から一作を選ぶと、作品をまたいで人物を見る楽しみが広がります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次