イ・ウジェさんは、『女神降臨』のキム・チョロンや、『夜に咲く花』のファルユなど、主人公の周囲にいる仲間を演じてきた俳優です。『ソンジェ背負って走れ』では特別出演として大学生のチョロンを演じ、2026年の『鉄槌教師』ではチャン・ソング役を担当しています。学園ドラマの友人から時代劇の協力者まで、人物関係を軸に出演作を紹介します。
まず知りたい出演作
『女神降臨』
『女神降臨』のキム・チョロンは、ハン・ソジュンの友人です。見た目に悩む女子高校生の恋と学校生活を描く作品で、イ・ウジェさんは、恋愛の中心人物たちと同じ学校にいる仲間の一人として登場します。
チョロンの人物像では、友人への義理堅さと、内面の傷つきやすさが紹介されています。友人役を、主役を盛り上げるための存在とだけ考えず、その人自身がどう集団に加わっているのかを意識すると、学校生活の見え方が変わります。
恋の行方を追うのと同時に、ソジュンが友人といるときにどんな関係を築いているのかを見ることもできます。恋愛相手に向ける顔と、仲間に向ける顔では、人物の違う面が現れるからです。チョロンを覚えておくと、学校を舞台にした人間関係を広く捉えられます。
『夜に咲く花』
2024年の『夜に咲く花』は、夜に人助けをする寡婦チョ・ヨファを中心とした時代劇です。イ・ウジェさんが演じるファルユは、ヨファと商団を率いるチャン・ソウンを支える人物。頼れる協力者である一方、涙もろく、感受性の豊かな性格が設定されています。
学校の友人とは異なり、この作品では相手の活動を支える実務的な役割があります。誰と親しいのかに加え、何を手伝える人物なのかが、その存在を理解する手掛かりです。人助けに関わる仲間たちの分担を追うと、主人公だけでは成立しない活動の広がりが見えてきます。
イ・ウジェさんは、放送終了後のインタビューで、本作が初めての時代劇だったと説明しました。また、昼は店で働き、夜はヨファを助けるという違いを見せたいと考えたことも語っています。これは本人が明かした役づくりの方向であり、ファルユを生活と活動の両方から見る際の手掛かりになります。
頼もしい人物にも感受性があるという設定は、強いか弱いかの二択で人を見ない楽しさにつながります。主人公を支える側の人間関係や、アクションに笑いが加わる時代劇に興味がある方に向く作品です。
大学生として再登場
2024年の『ソンジェ背負って走れ』には、キム・チョロン役で特別出演しています。ここでは主人公イム・ソルと同じ大学にいる体育教育学科の学生です。大切なアーティストの運命を変えようとする女性のタイムスリップを描く作品で、大学生活の場面に加わります。
出演報道では、『女神降臨』のチョロンが大学生になったという趣向が説明されました。以前の役を知る視聴者にとって、名前と俳優の組み合わせが再び現れる楽しみがあります。ただし、二つのドラマはそれぞれ別の物語として楽しめます。
この出演は通常の主要キャストとしての参加とは異なるため、イ・ウジェさんの役をじっくり追いたい場合には、まず『女神降臨』や『夜に咲く花』を選ぶほうが分かりやすいでしょう。すでにチョロンを知っている方なら、そのうえで大学生としての登場を楽しめます。
役づくりの考え方
『夜に咲く花』のインタビューで、イ・ウジェさんは、どのような役にも似合う俳優になりたいという考えを述べています。特定の性格だけで記憶されるのではなく、さまざまな人物を演じられるようになりたいという方向です。
その言葉と今回の出演作を結びつけるなら、友人役という共通点より、作品ごとに異なる関係の条件に注目するのがよさそうです。『女神降臨』では同世代の友人、『夜に咲く花』では仕事や活動をともにする協力者。同じ相手を支える立場でも、必要とされる行動や責任は変わります。
人物を理解するとき、にぎやかか静かかといった印象だけではなく、相手とどのような時間を共有しているかを見ると、役の違いを具体的に捉えられます。学校での毎日と、商団の仕事、夜の人助けでは、関係が育つ場所そのものが違うためです。
『鉄槌教師』での役
2026年の『鉄槌教師』では、ジンウォン高校の生徒チャン・ソングを演じています。教育現場の問題に介入する教権保護局を描く本作でも、学校にいる若者の一人を担当します。
同じ高校生役でも、恋愛を中心とする作品と、学校の問題を扱う作品では、人物の置かれ方が異なります。過去のチョロン役を知っている場合も、その性格をそのままソングに重ねず、本作での人間関係を確かめながら見ると、役を取り違えずに楽しめます。
2024年に時代劇とタイムスリップの物語へ参加し、その後も学校を舞台にしたドラマへ出演していることから、現代の学園ものだけに限定されない活動をたどれます。衣装や時代設定の違いだけでなく、主人公との関わり方にも目を向けたいところです。
好みに合わせた入口
明るい学園生活と恋愛を楽しみたいなら『女神降臨』、協力者たちの活躍を含む時代劇なら『夜に咲く花』が候補になります。イ・ウジェさん本人の語った役づくりに関心がある方は、昼と夜で働き方の変わるファルユから見ると、人物の役割を意識しやすくなります。
『ソンジェ背負って走れ』は特別出演を楽しむ一本として、『鉄槌教師』は別の学校の生徒役を見る一本として位置づけると、同じ俳優を追う際の目的がはっきりします。
イ・ウジェさんの出演作は、主人公だけでなく、その周りにいる仲間の立場から見ると選びやすくなります。友人、協力者、同じ学校の生徒という関係の違いを手掛かりに、次のドラマを探してみてください。
