緊急通報センターを舞台にした韓国の大ヒットサスペンス『ボイス』シリーズが、ついに最新作『ボイス5』へ突入します。被害者の「声」に耳を傾け、ゴールデンタイム内で事件を解決するスリリングな構成と、リアルな音響演出で多くのファンを惹きつけてきました。本記事では、シリーズファンに向けて『ボイス5』のあらすじ、キャスト情報、注目ポイント、そして過去作との違いを詳しく紹介します。
あらすじ
『ボイス5』は、シーズン4で登場した闇の組織「ファーブル」を軸に物語が展開されます。主人公カン・グォンジュは、絶対聴覚を武器に犯罪に立ち向かってきましたが、その能力の秘密がファーブルと深く関係していることが判明します。人体実験やテクノロジーによる能力強化が描かれる中で、過去の因縁とも向き合いながらグォンジュは正義を貫こうとします。シリーズ最大スケールの戦いが幕を開けます。
キャスト
主人公カン・グォンジュ役は引き続きイ・ハナが演じます。シリーズを通して成長を遂げた彼女の集大成となる演技に注目です。シーズン4から登場したLAPDのデリック・チョ役ソン・スンホンも続投の可能性が高く、バディとしての信頼関係が深まる展開が期待されます。また、過去シーズンの猟奇犯パク・ジェスやトンバン・ミンなどの因縁のキャラたちも再登場が予告されており、シリーズファンにはたまらない顔ぶれとなる見込みです。
見どころ
『ボイス』シリーズの最大の特徴は、音を手がかりに犯人を追い詰めていく演出です。微かな物音や息遣いに着目するプロファイリング描写は、視聴者の緊張感を極限まで高めます。さらに、シリーズを重ねるごとにアクションシーンや心理戦も進化しており、特にグォンジュと敵キャラとの“音の戦い”は他のドラマにはない独自性があります。今回は主人公自身が能力のルーツと向き合う展開も含まれ、シリーズの中でも屈指のドラマ性が盛り込まれそうです。
前シーズンとの比較
『ボイス5』は、前作『ボイス4』と直接繋がる連続ドラマ形式で展開される点が大きな特徴です。カン・グォンジュの絶対聴力にまつわる真実や、敵組織ファーブルの全貌など、過去作で張られた伏線が一気に回収されると見られています。また、これまで各シーズンで異なる刑事が相棒を務めてきましたが、今回はシリーズ初の「続投刑事」になる可能性があり、グォンジュとデリックの関係性の深化にも注目です。ストーリーもよりダークでミステリアスな方向にシフトしており、最終章にふさわしい重厚な世界観が期待されています。
韓国放送後、日本での配信も期待
『ボイス5』は2025年に韓国tvNで放送予定です。過去シリーズが日本ではWOWOWやKNTVなどで放送・配信されてきた経緯から、今作も同様のルートでの日本展開が見込まれます。また、NetflixやU-NEXT、Amazon Primeなどでの配信も期待されており、公式の続報が待たれます。シリーズ完結編となる可能性も高いため、ファンは過去シーズンの復習をしながら楽しみに待ちましょう。
まとめ
『ボイス5』は、シリーズを通して積み上げてきたキャラクターの成長、重厚なストーリー、緻密な音響演出が一つに結実する集大成です。過去作を知るファンにとっては伏線回収の快感を、新規視聴者にとってはハイクオリティなクライムサスペンスとして楽しめる内容になるでしょう。緊張感と感動が交錯する『ボイス』シリーズのクライマックスを、ぜひその耳と心で体感してください。